【2026年最新】経営者向け法人クレジットカードおすすめ8選!審査や選び方も徹底解説

【2026年最新】経営者向け法人クレジットカードおすすめ8選!審査や選び方も徹底解説 財務・会計・資金調達

経営者が法人クレジットカードを導入する最大のメリットは、「経理業務の圧倒的な効率化」と「キャッシュフローの改善」です。

事業規模が大きくなるにつれて、日々の経費精算や振込作業は経営の大きな負担となります。しかし、適切な法人カードを1枚導入するだけで、これらの事務作業から解放され、本来注力すべき事業の成長に時間を使えるようになります。

本記事では、経営者が法人クレジットカードを持つべき理由から、絶対に失敗しない選び方、そして2026年最新のおすすめカードまでを分かりやすく解説します。ステータス重視の方も、コストパフォーマンスを求める方も、この記事を読めば自社に最適な1枚が必ず見つかるはずです。

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  1. 経営者が法人クレジットカードを持つべき3つの理由
    1. 経理業務の劇的な効率化とコスト削減
    2. キャッシュフローの改善と資金繰りの安定化
    3. ビジネスに役立つ充実した付帯サービス
  2. 法人クレジットカードの選び方!経営者がチェックすべき5つのポイント
    1. 年会費とポイント還元率のバランス
    2. 利用限度額は自社の決済規模に合っているか
    3. 追加カードの発行枚数とETCカードの有無
    4. 審査の通りやすさ(設立直後・スタートアップ向けか)
    5. 海外出張や接待で役立つ付帯特典(マイル・ラウンジなど)
  3. 【2026年最新】経営者におすすめの法人クレジットカード比較表
  4. ステータス・特典重視の経営者におすすめの法人カード3選
    1. アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
    2. ラグジュアリーカード(法人決済用)
    3. ダイナースクラブ ビジネスカード
  5. コストパフォーマンス・実用性重視の経営者向け法人カード3選
    1. 三井住友カード ビジネスオーナーズ
    2. セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
    3. 楽天ビジネスカード
  6. スタートアップ・設立直後の経営者でも審査に通りやすい法人カード
    1. UPSIDER(アップサイダー)
    2. マネーフォワード ビジネスカード
  7. 法人クレジットカードの審査を通るためのコツと注意点
    1. 設立直後は個人の信用情報(クレヒス)が重要になる
    2. 固定電話の設置やコーポレートサイトの開設で信用力アップ
    3. 虚偽の申告はNG!正確な情報で申し込む
  8. 経営者と法人クレジットカードに関するよくある質問
    1. 個人用クレジットカードを事業経費の支払いに使ってもいい?
    2. 法人カードの年会費は経費に計上できる?
    3. 貯まったポイントやマイルは個人的に使っても問題ない?
  9. まとめ:自社に最適な法人クレジットカードで経営を加速させよう

経営者が法人クレジットカードを持つべき3つの理由

起業直後や事業規模が小さいうちは、「個人のクレジットカードで立て替えていれば十分」と考える方も多いかもしれません。しかし、法人クレジットカードの導入には、経営を大きく左右するほどのメリットが隠されています。

ここでは、経営者が法人クレジットカードを導入するべき3つの明確な理由について解説していきましょう。

経理業務の劇的な効率化とコスト削減

法人クレジットカードを導入する最大の理由は、経理業務にかかる時間とコストを大幅に削減できる点です。現金払いや個人のカードでの立て替えを行っていると、月末に領収書をかき集めてエクセルに入力し、小口現金を精算するといったアナログな作業が発生します。

法人カードで決済を一本化すれば、いつ・誰が・どこで・いくら使ったのかがWEB明細にすべて記録されます。さらに、多くの法人カードは「freee」や「マネーフォワードクラウド」といったクラウド会計ソフトと自動連携が可能です。

これにより、利用履歴が自動で会計ソフトに取り込まれ、仕訳作業が半自動化されます。経理担当者の残業代やアウトソーシング費用を削減できるだけでなく、ヒューマンエラーを防ぐことにも繋がるでしょう。経営者自身が経理を行っている場合は、事務作業から解放される喜びをすぐに実感できるはずです。

キャッシュフローの改善と資金繰りの安定化

企業の血液とも言える「資金繰り」を安定させる効果も、法人クレジットカードの大きな魅力です。現金払いや銀行振込の場合、商品を購入したその日や、請求書が届いた月末などに資金が流出します。

しかし、クレジットカード決済を利用すれば、実際の口座引き落としを1ヶ月〜2ヶ月ほど先延ばしにすることが可能です。例えば、月末締めの翌月27日払いのカードであれば、月初に購入した備品の支払いは約2ヶ月後になります。

この支払いまでの猶予期間(グレースピリオド)は、実質的にカード会社から無利息で短期の融資を受けているのと同じ状態と言えるでしょう。手元のキャッシュ(現金)を残しておけるため、突発的な支払いへの対応力が上がり、精神的な余裕を持って経営判断を下すことができます。

ビジネスに役立つ充実した付帯サービス

法人クレジットカードには、個人向けカードとは一線を画す、ビジネスに特化した付帯サービスが多数用意されています。これらを上手く活用することで、年会費以上の価値を生み出すことが可能です。

例えば、出張が多い経営者であれば、国内外の空港ラウンジが無料で利用できる「プライオリティ・パス」や、手荷物無料宅配サービス、手厚い旅行傷害保険が役立ちます。また、接待の場面では、高級レストランのコース料理が1名分無料になる特典や、入手困難なゴルフ場の予約代行サービスなども利用可能です。

さらに、ビジネス用品の優待割引や、福利厚生サービスの特別価格での利用、税務や法務の無料相談ダイヤルが設けられているカードも存在します。単なる決済ツールとしてだけでなく、経営をサポートする「優秀な秘書」として活用できるのが法人カードの強みです。

法人クレジットカードの選び方!経営者がチェックすべき5つのポイント

いざ法人カードを作ろうと思っても、カード会社ごとに様々な種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。自社に合わないカードを選んでしまうと、年会費ばかりがかさんでメリットを感じられない結果になりかねません。

ここでは、経営者が法人クレジットカードを選ぶ際に、必ずチェックしておきたい5つのポイントを解説します。

年会費とポイント還元率のバランス

法人カードを選ぶ際、まず気になるのが年会費とポイント還元率のバランスです。年会費が無料、または数千円と安いカードは維持コストがかかりませんが、ポイント還元率が低かったり、付帯サービスが最低限であったりするケースが少なくありません。

一方で、年会費が数万円のゴールドカードやプラチナカードは、一見コストが高く見えます。しかし、ポイント還元率が1.0%以上と高水準であったり、出張時の特典が充実していたりするため、毎月の決済額が大きい企業であれば、還元されるポイントやマイルだけで年会費の元を十分に取ることが可能です。

目安として、毎月の経費支払いが数十万円規模になる場合は、還元率の高いステータスカードを選んだ方が、結果的にお得になる傾向があります。自社の年間決済予定額をシミュレーションし、実質的なコストパフォーマンスを比較検討してみてください。

利用限度額は自社の決済規模に合っているか

個人向けカードに比べて、法人カードは利用限度額(与信枠)の設定が経営に直結します。オフィスの家賃、Web広告費、サーバー代、仕入れ代金など、法人の経費は個人の支出よりもはるかに高額になるためです。

限度額が低いカードを選んでしまうと、いざという時に「カードが切れずに広告が止まってしまった」「急な仕入れのチャンスを逃した」といった致命的な機会損失を招く恐れがあります。

一般的な法人ゴールドカードの限度額は300万円〜500万円程度ですが、最近ではスタートアップ向けに数千万円〜数億円という高額な限度額を柔軟に設定してくれる独自のカードも登場しています。現在の決済額だけでなく、1〜2年後の事業成長も見据えて、十分な限度額が確保できるカードを選ぶことが重要です。

追加カードの発行枚数とETCカードの有無

従業員を雇用している、あるいは将来的に採用する予定がある経営者は、「追加カード」と「ETCカード」の発行条件も必ず確認しておきましょう。

役員や営業担当者に追加カード(従業員用カード)を渡しておけば、出張費や接待交際費の立て替え払いが不要になり、経理処理が圧倒的に楽になります。カードによっては、追加カードの発行枚数に「最大3枚まで」といった制限があるものや、追加カード1枚につき高額な年会費がかかるものもあります。

また、社用車で高速道路を利用する場合、法人名義のETCカードは必須アイテムです。1枚の親カードに対して、ETCカードが何枚まで発行できるのか、年会費は無料かどうかも、事前にチェックしておくべき大切なポイントと言えます。

審査の通りやすさ(設立直後・スタートアップ向けか)

「法人カードは審査が厳しい」というイメージを持つ方も少なくありません。実際、設立から3年未満の企業や、赤字決算の企業の場合、伝統的な銀行系の法人カードは審査に通りにくい傾向があります。

しかし近年は、設立直後のスタートアップ企業や個人事業主をターゲットにした、新しい審査基準を持つ法人カードが増加しています。決算書の提出が不要で、代表者個人の信用情報(クレヒス)のみで審査を行ってくれるカードや、銀行口座の残高を独自のAIで分析して与信枠を付与するカードなどです。

起業直後でまだ実績がない場合は、「登記簿謄本・決算書不要」「スタートアップ歓迎」を明記しているカードから申し込むのが、審査通過の確実なルートとなるでしょう。

海外出張や接待で役立つ付帯特典(マイル・ラウンジなど)

グローバルに事業を展開している、あるいは接待の機会が多い経営者にとって、付帯特典の充実度は見逃せません。

海外出張が多い場合は、世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」の無料付帯や、海外旅行傷害保険の補償額(特にケガや病気を補償する傷害・疾病治療費用)を手厚くカバーしているカードがおすすめです。また、航空会社のマイルへの還元率が高いカードを選べば、貯まったマイルで経費をかけずに出張することも可能になります。

接待が多い経営者であれば、提携する一流レストランで指定のコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になる「ダイニング特典」や、コンシェルジュデスクによるお店の予約代行サービスが重宝します。自社のビジネススタイルに合わせて、最も活用できる特典を見極めましょう。

【2026年最新】経営者におすすめの法人クレジットカード比較表

ここでは、数ある法人カードの中から、経営者に特におすすめできるカードを厳選し、比較表にまとめました。年会費や還元率、特徴を一目で把握できます。

カード名年会費(税込)ポイント還元率最大利用限度額こんな経営者におすすめ
アメックス・ビジネス・ゴールド49,500円0.3%〜1.0%一律の制限なし圧倒的なステータスと充実した接待・出張特典を求める方
ラグジュアリーカード(法人・チタン)55,000円1.0%個別設定金属製カードの重厚感と、コンシェルジュの質を重視する方
三井住友カード ビジネスオーナーズ永年無料0.5%(最大1.5%)〜500万円コストを抑えつつ、信頼の銀行系カードを持ちたい方
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス初年度無料(次年度22,000円)最大1.125%(JALマイル)数百万円〜数千万円経費決済で効率よくJALマイルを貯めたい方
UPSIDER(アップサイダー)無料1.0%〜1.5%最大10億円設立直後から高額な広告費などの決済枠が必要なスタートアップ

※ポイント還元率や年会費などの各種データは、2026年3月時点の公式サイト情報を基に作成しています。

ステータス・特典重視の経営者におすすめの法人カード3選

取引先との会食や海外出張の場面で、支払時にサッと取り出すカードは、経営者自身の信用やステータスを雄弁に物語ります。ここでは、持っているだけでワンランク上の信頼感を与え、ビジネスを強力にサポートしてくれるステータスカードを3枚ご紹介します。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

法人カードのステータスシンボルとして、長年絶大な人気を誇るのが「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」です。2025年に年会費が改定され49,500円(税込)となりましたが、新たに重厚感のある「メタル製カード」が発行可能となり、そのプレミアム感はさらに高まりました。

このカードの魅力は、年会費を優に超える圧倒的なビジネスサポート特典にあります。国内外の対象レストランでコース料理が1名分無料になる「ビジネス・ダイニング・コレクション」は接待に最適です。さらに、空港ラウンジの利用や手荷物無料宅配など、出張を快適にするサービスが網羅されています。

また、アメックスは一律の利用限度額を設けておらず、事業の成長に合わせて柔軟に枠を引き上げてくれるのも大きな特徴です。「ステータス」「接待」「出張」の3拍子が揃った、経営者なら一度は持ちたい王道の1枚と言えるでしょう。

参考:アメックスビジネスゴールド、年会費改定でさらに進化したプレミアムカードへ – VOIX

ラグジュアリーカード(法人決済用)

「ラグジュアリーカード」は、Mastercardの最上位ステータス「ワールドエリート」を備えた、経営者や富裕層向けのクレジットカードです。最大の特徴は、最も手の届きやすい「チタンカード(年会費55,000円)」であっても、プラスチックではなく本物の金属(ブラッシュド加工のステンレス)で作られている点にあります。

このカードの真骨頂は、24時間365日対応してくれる「グローバル・コンシェルジュ」の質の高さです。自動音声を通さずに直接オペレーターに繋がり、急な出張の手配や、予約困難な名店の確保、クライアントへの贈答品の選定まで、まるで専属の優秀な秘書のように依頼することができます。

ポイント還元率も1.0%と高く、貯まったポイントをキャッシュバックやマイルに交換できるため、高額決済が多い経営者にとっては実用性も非常に高いカードです。

ダイナースクラブ ビジネスカード

ステータスカードの元祖とも呼ばれる「ダイナースクラブ ビジネスカード」は、特に医師や弁護士、歴史ある企業の経営者から根強い支持を集めています。年会費は29,700円(税込)と、ステータスカードの中では比較的持ちやすい価格設定です。

ダイナース(食事をする人)という名の通り、食に関する優待が群を抜いています。対象レストランのコース料理が1名分無料になる「エグゼクティブ ダイニング」はもちろん、予約が取れない高級店の空席を案内してくれるサービスなど、大切な接待を成功に導くための特典が満載です。

また、追加カードの発行枚数に制限がなく、従業員用カードを無料で何枚でも発行できる点も、組織を拡大していく経営者にとって大きなメリットとなります。利用可能枠にも一律の制限がないため、高額な設備投資などにも柔軟に対応できるでしょう。

コストパフォーマンス・実用性重視の経営者向け法人カード3選

「ステータスよりも、維持費の安さやポイント・マイルの還元率といった実利を重視したい」という経営者には、コストパフォーマンスに優れたカードが最適です。年会費を抑えつつ、日常の経費精算でしっかりとお得を実感できる実力派のカードを3枚ご紹介します。

三井住友カード ビジネスオーナーズ

「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、法人代表者および個人事業主向けに作られた、年会費永年無料の法人カードです。設立直後からでも申し込みやすく、登記簿謄本や決算書の提出が不要で、代表者個人の本人確認書類のみで完結する手軽さが魅力です。

基本のポイント還元率は0.5%ですが、個人の「三井住友カード」と2枚持ちをすることで、AmazonやANA、JALなどの対象加盟店での利用が最大1.5%還元にアップするという独自のメリットがあります。

券面にはカード番号が印字されないナンバーレスデザインを採用しており、セキュリティ面でも安心です。ランニングコストを1円もかけずに、メガバンク系の信頼ある法人カードを持ちたい経営者にとって、最初の1枚として間違いない選択肢です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

「プラチナ」の名称がついていますが、初年度は年会費無料、次年度以降は22,000円(税込)と、非常にコストパフォーマンスに優れたカードが「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」です。

このカードを経営者におすすめする最大の理由は、「JALマイルの還元率の高さ」にあります。「SAISON MILE CLUB(別途登録料が必要な場合あり)」に登録することで、経費の支払いで最大1.125%という高還元率でJALマイルがザクザク貯まります。

また、世界1,400ヶ所以上の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス(通常年会費469ドル)」が無料で自動付帯するため、これだけで年会費の元が取れてしまいます。経費の支払いをマイルに変えて、次回の出張費を浮かせたり、家族旅行を楽しんだりしたい経営者に圧倒的な人気を誇る1枚です。

楽天ビジネスカード

すでに楽天市場での仕入れが多い、あるいは楽天経済圏のサービスをビジネスでも活用している経営者に欠かせないのが「楽天ビジネスカード」です。

このカードは単独では発行できず、個人向けの「楽天プレミアムカード(年会費11,000円)」の追加カードという位置づけで、プラス2,200円(税込)の年会費で発行できます。合計13,200円のコストがかかりますが、法人カードの利用でも常に1.0%の高還元率で楽天ポイントが貯まります。

貯まったポイントは、楽天市場での備品購入や、ガソリンスタンド、提携する街のお店などで経費としてそのまま利用できるため、ポイントの使い道に困ることがありません。経理処理の自動化よりも、目に見える経費削減効果(ポイント還元)を最優先に考える経営者にぴったりのカードです。

スタートアップ・設立直後の経営者でも審査に通りやすい法人カード

「会社を設立したばかりで決算書がない」「赤字先行のビジネスモデルなので審査が不安」というスタートアップの経営者には、従来の銀行系とは異なる、新しい与信モデルを採用した次世代型法人カードがおすすめです。

UPSIDER(アップサイダー)

スタートアップ企業を中心に爆発的な支持を集めているのが「UPSIDER(アップサイダー)」です。法人専用のカード(個人事業主は不可)であり、年会費・発行手数料が永年無料で利用できます。

最大の特徴は、従来のカードのような過去の決算書偏重の審査ではなく、現在の銀行口座残高等をもとに独自のAI審査を行う点です。これにより、設立直後のスタートアップでも、最大10億円という驚異的な利用限度額を獲得できる可能性があります。

Web広告費やサーバー代など、多額の先行投資が必要なIT系ベンチャー企業にとって、「カードの限度額が足りなくて事業が止まる」というリスクを完全に排除できるのは極めて大きなメリットです。ポイント還元率も1.0%〜1.5%と高く、使えば使うほど経営にプラスになる最強のスタートアップ向けカードと言えます。

参考:BlueBank請求書あと払い」と「ブルーバンクカード」の審査を評判から分析 – VOIX

マネーフォワード ビジネスカード

クラウド会計ソフトでおなじみのマネーフォワードが発行する「マネーフォワード ビジネスカード」も、設立直後から作りやすいカードとして注目を集めています。

このカードのユニークな点は、通常の「与信審査型(後払い)」に加えて、事前にチャージした金額の範囲内で決済する「ウォレット型(プリペイド)」を選択できることです。ウォレット型であれば事前の審査が不要なため、会社を設立したその日に、すぐに決済用の法人カードを持つことができます。

また、マネーフォワード クラウド会計と連携することで、決済データがリアルタイムに反映され、領収書の回収から仕訳までの経理業務が完全にデジタル化されます。初期費用や年会費も無料(2年目以降は前年1回以上の利用で無料)なので、まずは経理の効率化を図りたいという小規模法人の経営者におすすめです。

法人クレジットカードの審査を通るためのコツと注意点

法人クレジットカードは、個人のカードに比べて利用額が大きくなるため、カード会社も慎重に審査を行います。しかし、審査のポイントを押さえて正しく対策をすれば、可決の可能性を大きく引き上げることができます。

設立直後は個人の信用情報(クレヒス)が重要になる

法人としての実績(決算書の黒字や営業年数)がない設立直後の企業の場合、カード会社は「代表者個人の信用情報(クレジットヒストリー)」を重視して審査を行います。

個人のクレジットカードの支払いで遅延を繰り返していたり、携帯電話の本体代金の分割払いを滞納していたりすると、信用情報機関にネガティブな記録(いわゆるブラックリスト)が残り、法人カードの審査にも致命的な悪影響を及ぼします。

逆に、個人カードを毎月適切に利用し、遅延なく支払いを続けている良好なクレヒスがあれば、「この代表者は信用できる」と判断されやすくなります。法人設立前から、個人の信用情報をクリーンに保つことを心がけてください。

固定電話の設置やコーポレートサイトの開設で信用力アップ

カード会社は、その法人が「実体として本当に存在し、事業を行っているか」を厳しくチェックします。ペーパーカンパニーや詐欺に利用されるのを防ぐためです。

そのため、申し込みの際は携帯電話の番号だけでなく、市外局番から始まる「固定電話」の番号を記載する方が、圧倒的に社会的な信用力が高まります。最近では、スマホで固定電話番号の発着信ができるクラウドPBXサービスも安価で提供されているため、導入を検討してみましょう。

また、自社の事業内容や会社概要、代表者挨拶などを明記した「コーポレートサイト(企業の公式Webサイト)」を開設しておくことも重要です。審査担当者がWebで検索した際に、しっかりとしたホームページが存在すれば、事業の実態をアピールする強力な材料となります。

虚偽の申告はNG!正確な情報で申し込む

審査に通りたいからといって、資本金や売上高を水増しして申告したり、他社の借入額を隠したりといった「虚偽の申告」は絶対にやってはいけません。

カード会社は、信用情報機関のデータや独自の調査網を通じて、申告内容の矛盾をすぐに見抜きます。もし虚偽の申告が発覚した場合、そのカードの審査に落ちるだけでなく、社内のデータベースに「要注意人物」として記録され、将来にわたってそのカード会社(およびグループ会社)での審査が絶望的になる可能性があります。

設立直後で売上がゼロであったとしても、正直に現在のありのままの数値を申告することが、遠回りに見えて最も確実な審査通過への道です。

経営者と法人クレジットカードに関するよくある質問

最後に、経営者が法人クレジットカードの導入や運用にあたって、疑問に思いがちなポイントをQ&A形式でわかりやすく解説します。

個人用クレジットカードを事業経費の支払いに使ってもいい?

結論から言うと、法律上は問題ありませんが、実務上は「絶対に避けるべき」です。

個人のクレジットカードで経費を決済すると、プライベートの買い物(スーパーでの食料品など)と事業の経費(パソコンの購入など)が同じ明細に混在することになります。これを後から仕分けする作業は、想像以上に煩雑で経理担当者の大きな負担となります。

また、税務調査が入った際にも、私的利用と事業利用の線引きが曖昧だと、経費として認められず追徴課税のリスクが高まります。さらに、ほとんどのカード会社の規約では「個人カードの事業利用」を禁止しているため、発覚した場合はカードの利用停止や強制解約になる恐れもあります。経費は必ず法人カードで決済するようにしましょう。

法人カードの年会費は経費に計上できる?

はい、法人クレジットカードの年会費は、全額「支払手数料」や「諸会費」といった勘定科目で経費として計上することが可能です。

例えば、年会費が5万円のゴールドカードであっても、事業のために必要な決済ツールとして利用しているのであれば、正当な経費として認められます。経費に計上することで法人の利益を圧縮できるため、節税効果も期待できます。

ただし、個人事業主でプライベートの決済にも同じカードを使っている場合は、事業割合(家事按分)に応じて経費計上する額を計算する必要がある点には注意してください。

貯まったポイントやマイルは個人的に使っても問題ない?

法人カードの決済で貯まったポイントやマイルの取り扱いは、経営者が最も悩むポイントの一つです。

原則として、法人カードで貯まったポイントは「法人の資産」とみなされます。そのため、これを経営者個人が私的に利用して利益を得た場合、税務上は「役員賞与」や「一時所得」とみなされ、課税の対象となるリスクがあります。

最も安全でクリーンな方法は、貯まったポイントを「オフィス用品の購入に充てる」「キャッシュバックしてカードの請求額から相殺する」など、事業のために還元することです。マイルに関しても、個人的な家族旅行ではなく、従業員の出張用の航空券に交換するなど、法人の業務に直結する使い方を徹底してください。

まとめ:自社に最適な法人クレジットカードで経営を加速させよう

法人クレジットカードは、単なる支払い手段ではなく、経理業務の効率化、資金繰りの改善、そしてビジネスを優位に進めるための付帯サービスを備えた「経営の必須ツール」です。

ステータスや接待を重視するなら「アメックス・ビジネス・ゴールド」や「ラグジュアリーカード」。マイル還元率や実利を求めるなら「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」。そして、設立直後で高額な限度額が必要なスタートアップには「UPSIDER」など、自社のフェーズや目的に合わせて選ぶことが成功の秘訣です。

本記事で解説した選び方のポイントや審査のコツを参考に、ぜひあなたの会社をさらに成長させる「最強の1枚」を見つけてください。

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