知的資産・スキル資産は会社の”要(かなめ)”
会社経営をしていると、どうしてもキャッシュの流れに目が行きがち。
一度立ち止まり、「会社に知的資産(知的財産)をどれだけ蓄積できているか?どれだけ活用できているか?」振り返ってみたいところです。
外部リソースに頼りすぎない
会社としてノウハウをもっていない仕事が発生すると、外部リソースに頼らざるをえない状況になることがあります。
そんな時
「丸投げOK!」
「全て引き受けます!」
という言葉に惹かれ、全てを任せるのはちょっと待った。
たしかにそれは楽だし耳障りが良いです。
しかしながら、まるっと任せてしまうと外部リソースへの依存度を高めてしまい”自社でコントロールできる領域”が狭まります。
上手くいっている間はいいですが、イレギュラーな状況下で迅速な対応ができなかったり、依頼先に主導権を握られるケースも考えられます。
(急に大幅値上げをされても契約を継続せざるをえないなど)
少しずつでも、インハウス化に向けて取り組むことでリスクヘッジに繋がります。
※インハウス化(内製化):外注せずに自社でまかなうこと。
例えば、SEOコンサルティングなどを行っている「SEO沖縄.com」では、丸投げの仕事は受けないと明言しています。
外注や派遣を利用するとしても、インハウス化まで見据えて支援してくれる業者が良いでしょう。
会社がもっていないノウハウこそ積極的に取り入れ、社内に蓄積していくのが無難です。
属人化しない【仕組み化・マニュアル化】
次に、外部リソースではなく内部にも目を向けてみます。
属人化しすぎている業務はありませんか。
つまりは
「特定の社員でないとできない」
「○○さんが居ないと仕事が回らない」
という業務。
特定の人の技量に依存するのも、会社としては大きなリスクになりえます。
急な退職や長期入院があった場合、すぐに業務を引き継ぐのは難しいでしょう。
普段から“できる人とできない人の差”を洗い出し、その差を埋めるためには何が必要なのかを明確にし、マニュアル化しておくことが大切です。
(単なる”慣れ”の差ではない場合もあるかと思います)
誰が入っても業務が回る仕組みづくりをしてみてください。
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社員のキャリア資産形成にも寄り添う
社員のキャリア形成に寄り添い、協力していく姿勢も必要です。
社内の人たちが現在もっている不満や将来への不安を取り除くことで、安心して新しいことを生み出す原動力になります。
抽象的な話になってしまいましたが、これも大事なことなので熟考してみるといいかもしれません。